
- 大型楽器の持ち運びができない・・
- 楽器を自由に演奏できる場所があったらなぁ
- トランクルームで楽器演奏ができない理由の解説
- ごくごく稀にある楽器がひけるトランクルーム
- 保管に適した環境とトランクルームの選び方
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楽器の演奏練習は「ほぼ」できない
トランクルームで楽器を弾くことは、99%できないと思っていただいて間違いありません。 楽器の練習場所として考えられるトランクルームは、- 室内トランクルーム(マンション・アパート型)
- 屋外トランクルーム(コンテナ型)
- 室内で何かしら作業を禁止している(できるのは荷物の保管のみ)
- 大きな音を出す迷惑行為を禁止している
トランクルームには防音設備が施されていないので演奏できない
トランクルームは、荷物の保管に特化した「収納スペース」です。 物を置くためだけの場所なので、防音設備はほぼ皆無。 パーティション1枚で隔てられていたり、鉄製コンテナの内側にコンパネを1枚貼っただけ。 これが、トランクルームの現状です。どうして防音設備がないの?
トランクルームは、倉庫業法による倉庫であり、国土交通省から優良トランクルームの認定を受けて運営されています。
認定の条件は、荷物保管に欠かせない「定温・常温・定湿・常湿・防虫・防塵・防磁」の7つを備えていること。
防音は義務規定ではないので、防音されたトランクルームはほぼありません。
楽器の演奏や練習ができるトランクルームは存在する
トランクルームには防音設備がないため楽器を演奏することがほぼ無理とはいえ、一部の業者は防音性能を持たせたトランクルームを運営しています。トランクルーム貝塚(大阪府貝塚市)はこちらのブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/deeposaka0711/diary/201707280000/)でピアノ演奏OKと2020年に明言していました。2024年6月に確認したところ、演奏OKの記述は削除されていました。
トランクルームに楽器を保管するときの注意点
引越しや自宅に楽器の置き場所が無いということで、トランクルームに保管するだけなら大丈夫。 運営側でも「楽器の保管スペースとして使ってくださいね」とアピールしているので、なんら問題ありません。 とはいえ、楽器は繊細なものであり湿度や温度に敏感であることは、音楽を愛するあなたなら百も承知でしょう。 トランクルームのすべてが、楽器の保管に適した環境であることはありません。 スペースを借りる前に、楽器にやさしい環境を提供しているかどうか、チェックすることが大切。 屋外トランクルーム(コンテナタイプ)ではなく、空調が整っている室内トランクルーム(マンション・アパートタイプ)を必ず選んでください!楽器保管の理想の環境
楽器にダメージを与えない理想の環境は、次の3つすべてが揃った場所となります。- 温度15℃~25℃
- 湿度40%~50%
- 直射日光が当たらない
空調設備のある室内トランクルームが楽器の理想環境に近い
室内トランクルームのなかでも、空調設備が効いた物件であれば、夏場の高温多湿でも湿気から楽器を守りやすくなります。 空調機器のない室内トランクルームはたくさんあるので、上記以外をレンタルするときは事前に確認することをおすすめします。 なお、屋外に持ち出すときは、外気温との温度差によって結露がつくことがあるので、気を付けてくださいね。楽器演奏できるトランクルームのよくある質問3選
トランクルームに防音設備はありますか?
防音設備を備えたトランクルームはありません。国土交通省が定める優良トランクルームの基準に「防音」は含まれていません。
トランクルームの室内を防音仕様に改装できますか?
壁や天井を傷つける(改変する)ことはできません。仮に防音仕様に改装できたとしても、規約上トランクルームへの滞在はできません。
楽器を弾けるトランクルームは?
DIY作業ができる加瀬のレンタルボックスのガレージタイプや、電気水道が通っている滞在型トランクルームは音が出ることを想定しています。楽器の演奏は断続的かつ大音量なので、許可されないと考えるのが無難です。
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