モノオク(MonooQ)とは、「荷物の保管場所を探している人」と「荷物の保管場所を貸したい人」とをマッチングする、物置シェアサービスです。
預ける側(ゲスト)は、必要なスペースだけを借りれることからトランクルームよりも安上がりになり、場所を貸す側(ホスト)は、使っていないスペースの有効活用によって副収入が生まれてwin-win♪
とはいえ、依頼する人からみたら「知らない人に荷物を預かってもらうのは不安」と感じますし、逆に荷物を預かる人からみたら「知らない人が家に来るのは不安」と感じてしまいます。そこで、
- モノオク(MonooQ)でトラブルはないのか?
- トラブルを防ぐ手段や方法にどんなものがあるのか
について紹介。さらに、荷物を預ける人(ゲスト)やが不安に感じやすい
- 盗まれたらどうしよう
- 自由に取り出しできなさそう
といった不安や、場所を貸す人(ホスト)が不安を感じる
- 預かったものを壊したり無くしたらどうしよう
- 本当に稼げるのかな?
について、使ってみた評判口コミを交えながらサービス内容を紹介します!
モノオクとは
モノオクとは、収納スペースのシェアリングサービスです。荷物を預けたい人(ゲスト)と、室内の空きスペースで収入を得たい人(ホスト)同士を、
- マッチング
- 連絡ツールの提供
- 金銭のやりとりの代行
してくれます。
- 自宅に収納スペースが足りなくて困っている
- 副業として、収納スペースの貸し出しをしたい
などの悩みや希望を叶えられるサービスです。
運営会社の情報
- 会社名:モノオク株式会社(2015年4月16日設立)
- 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-6-6-301
- 電話番号:非公開
- 連絡先:info@monooq.com
モノオクの口コミ評判
モノオクの利用者の口コミ評判を、SNS(ツイッター)でリサーチしました。独自の考察も一緒にお伝えします。
悪い口コミ1:マッチングしにくい(保管先を見つけにくい)
▼保管先を見つけにくい口コミ
モノオクというサービスを利用して分かった事
?若いお兄さんが多い
?運営との接点がないため、当事者同士で事が運ぶ(しがらみはないけどトラブル時は結構面倒?)
?不労所得には最適だけど、そもそもの利用者数が少ないからマッチングしにくいこんな感じかな?
— くーちゃん@投資信託勉強中&ブロガー (@eSpmpB4yzLTyjRl) February 9, 2020
モノオクの拠点数(収納スペース数)は、全国のトランクルーム11,500店舗の約半数です。たった1社に登録されている数としては圧倒的ですが、トランクルームの半分ですから、「マッチングしにくい(見つかりにくい)」のはもっともなこと。
モノオクの収納スペース数は5,000箇所以上(2020年5月時点)。全国のトランクルームは11,500店舗(2018年12月末時点)です。
東京都のように人口の多い都市部は、収納スペースが豊富ですが、地方に行くほど利用者が少なく、マッチングしにくくなります。
悪い口コミ2:退会したのにメールが届く
▼退会後もメールが届く口コミ
モノオクっていうサービスに情報収集がてら登録したら、頻繁にメールくるわ時にSMSでメールくるわでうざすぎて退会した(はずな)んだけど、今日またメールがきてて嫌いゲージ爆上がりしてる 迷惑!
— TKD (@poppopopoporopo) October 17, 2021
データベースに登録されたメールアドレスへ、一斉送信していると思われます。
もう一度登録して欲しくて連絡をよこすのでしょうが、退会したらデータベースから登録情報をすべて抹消して欲しいものです。
なお、モノオクの口コミは数少ないのですが、退会したあとに届くメールへ苛立っている口コミは、他にもありました。同じくイライラしてる人は、もっとたくさんいらっしゃるハズ。
悪い口コミ3:預ける・預かるどちらにも手数料がかかる
▼手数料に対する不満
モノオク、ホストから30%の手数料、ゲストから10%の手数料、両方から手数料取るのか。これはちょっと厳しいかもな。流行らんかもね。
— ??雷鳥??@どっかの何も専務 (@raicho_raitefu) September 29, 2021
2020年4月5日までの手数料率は、ホストば20%、ゲストはゼロでした。思ったよりも利用者が増えないため、手数料を上げたと考えられます。
参考料金のほかに手数料が10%かかる(預ける人はこちら)
参考手数料として30%引かれた金額が入金される(場所を貸す人はこちら)
良い口コミ1:トランクルームより安い
▼トランクルームより安上がりだった口コミ
車検のために荷物をモノオクで借りた、空きスペース倉庫に。6畳で1か月15000円。トランクルームの三分の一。かなり助かる。 pic.twitter.com/HxJJ3IOlRo
— おか@レンタルスペース男 (@okazaky) June 4, 2021
モノオクの、1畳あたりの最低月額は「東京6,000円」「東京以外の地域3,000円」です(2021年から)。一方で、室内型トランクルームの相場は、東京で8,000円~10,000円、ほかの地域で5,000円~7,000円です。
モノオクはトランクルームよりも、1畳あたり2,000円~4,000円安く借りることができます。
良い口コミ2:メッセージ機能でプライバシーが守れる
▼個人情報を知られないメッセージ機能に満足な口コミ
#モノオク 使ってみた感想
*良かった点
・トランクルームより安い→2畳で1ヶ月5000円程
・モノオク内メッセでやりとりの為プライバシーも守れる
*不安点
・相手がどんな方か分からない
・メッセージのレスが遅いと不安
→やり取りが丁寧かの見極めは大事かも
⇒費用を抑えたかった私には良かった!— yui (@daipippi) October 7, 2019
当事者間でのやり取りに、モノオクが用意したメッセージ機能を利用するので、相手にメールアドレスを知られることがありません。
ただし、ホスト(スペースを貸す人)は、住所を開示しないと保管に来てもらえません。
良い口コミ3:モノオクに保管して空いたスペースで別の作業ができる
▼会社(法人)もモノオクを利用しています
今週もお疲れちゃんでした??と言いつつ明日も仕事なんよね???#モノオク を使って事務所の荷物をシェアスペースに移したら引越ししてきた時のように事務所がスッキリした??来週はソコに1000足近くの靴を並べる作業が待ってるんよね???
皆様も素敵な週末をお過ごし下さいませ??
— たけし@フリーランスエンジニア×HappyLife研究家 (@takesi_w401kc) February 14, 2020
モノオクでは、会社組織がホスト(スペースを貸す側)になり、BtoBでのやり取りをするケースが増えています。コロナ禍のリモートワーク化により空いたスペースや閉店したお店を、有効活用できるんですね。
法人(個人事業主)がホストになると、次の2つのメリットが生まれます!
- 事業者の在庫や荷物の保管先として重宝される
- 使わなくなった会社のスペースが収入源になる
もちろん、法人がゲスト(荷物を預ける人)になることもできますよ。
良い口コミ4:片付けの悩みから解放された
▼片付けの悩みから解放された口コミ
モノオクっていう物置のシェアリングサービス使ってから身動き取りやすくなったし、「捨てる」と「保持する」の間で彷徨ってた面倒な感情がぜんぶ解決された??ありがたい素晴らしい。
— 酒井 友登 | StudyIn運営のブルード1人目人事 (@yutosakai_HR) April 24, 2021
捨てる・取っておくの仕訳けは、荷物が増えるほど手間がかかります。とりあえず預けて、あとで時間があるときにゆっくり仕訳け。
トランクルームより料金が安いので、気軽に保管できますね。
良い口コミ5:お小遣いや不労所得になる
▼モノオクで収入を得た口コミその1
自宅の空きスペースを貸すことで毎月6,000円の不労所得を得る事に成功しました。
ちりも積もればなんちゃらというやつ。
自宅は寝る為だけの人はベット以外のスペース全部貸すと良いよ。
家賃によっては、レンタル料が上回るケースある。
要するに家借りて寝て貸すだけで儲かる。#不労所得 #モノオク— たいちょう@セミリタイアまで全力疾走 (@taityo_zenryoku) May 7, 2021
▼モノオクで収入を得た口コミその2
余ってる部屋をモノオクで貸しているのだけど、割と途切れず中長期のお客さんがついていて、大した手間なくお小遣い程度にはなって悪くない感じ。
とはいえ一部屋分の住宅ローンより余裕で安いから投資としては成り立たないけれど??— うめざわ (@umezawawa_) April 15, 2021
モノオクで実際に収入を得た口コミです。投資としての可能性にも言及していることが、興味深いですね。
供給過多を指摘する口コミもありましたが、引越しでのピンポイント利用が多いのもモノオクの特徴。少なからず、収入源になりそうです。
ゲストがモノオクスペースを利用する目的は、「引っ越し」が最も多く、「収納・保管(生活用品)」「収納・保管(ビジネス利用)」と続きます。
引用:PR TIMES
モノオクにトラブルはない?3つのトラブル防止策
モノオク(MonooQ)の利用にあたって、ツイッターでは「トラブルになりそう」「トラブルが起きたら面倒くさそう」といった意見が見受けられます。
そんな心配をよそに、実際にトラブルが起きたというコメントは1件もありませんでした。
モノオクでは、トラブルが起きないように3つの対策を施しています。
それでは、1つづつ確認していきましょう!
対策1:【金銭トラブル対策】支払いはモノオクを通して行う
料金のやりとりは、すべてモノオクのシステム上で行い、ホスト・ゲスト・モノオクの3者が取引の料金を把握することで、金銭トラブルを防ぎます。
ホスト(スペースを貸す人)が見積り機能で料金を決め、ゲスト(荷物を預ける人)が決済し、モノオクが両者の間に立ってお金をやり取りします。
支払方法は、クレジットカードとバンドルカード(Visaのプリペイド式バーチャルカード)の2つから選べます。
コンビニ支払いとPay easy(ペイジー)決済は使えなくなりました。
ゲスト(荷物を預ける人)は、カード会社を通してモノオクに支払い、モノオクからホスト(スペースを貸す人)に送金されるため、「料金が違う」「お金が支払われない」などのクレームや金銭トラブルになる心配はありません。
対策2:【破損・汚損・紛失トラブル対策】荷物に最大10万円の保険が掛けられる(補償サービス)
モノオクを介して保管した荷物は、1つにつき最大10万円(免責金額3,000円)の保険の対象となり、大きなトラブルになりにくいよう配慮されています。
補償は、三井住友海上の「あんしん荷物補償」。紛失・破損・火事・水害・空き巣・強盗に対応。保証料はモノオクが負担し、加入手続きもモノオクが行います。
- ゲスト「荷物を壊されたり無くされたりしないか心配」
- ホスト「荷物を壊したり無くしたらどうしよう」
という不安が軽くなりますね♪
万が一のことに遭っても、ゲスト(預ける人)に詫びができるから、心的・金銭的負担はかなり軽くなりますよね。
ゲストとしては、大切な荷物を紛失・破損されたという事実は消えませんが、お金で補償されるので「妥協・納得はできる」「預けられる」といった感じです。
補償を受ける条件
- モノオク内で決済が行われている
- モノオクのメッセージ上に保管した荷物の記録が残っている
- 保管できない荷物ではない
- 荷物が登録したスペースに保管されている
なお、補償保険が使われたことは一度もない(2020年5月時点)ため、破損や紛失のリスクに脅えなくても良さそうですね。
対策3:やりとりは専用チャットで行われる
モノオクでは、お互いの連絡手段として、専用チャットを用意しています。連絡先やSNS情報をお互いに公開しなくても連絡を取り合えるので、安心してやり取りできますよ。
ゲスト(荷物を預ける人)のデメリット
荷物を預ける側(ゲスト)のよくある不安
- 保管した荷物を盗まれることはないの?
- 使いたいときに取り出しできるの?
この2点に納得できないと、モノオクを使う気になれませんよね。
結論からいうと、盗まれたという事例はなく、荷物の取り出しは頻繁にできます。では、その根拠を詳しくみていきましょう!
デメリット1:盗難が不安(ただし荷物を盗まれた事例はない)
モノオクでの窃盗案件は、見当たりません。
モノオクで窃盗事案が発生しているなら、ツイッターで騒がれているだろうと口コミを探してみたのですが、1件たりとも見つかりませんでした(2021年11月2日現在)。
モノオクでは、知らない人に荷物を預けることになるので、「盗まれるんじゃないか?」との心配を解消するよう、盗まれないための2つの対策がとられています。
ホスト(保管場所提供者)による窃盗を防ぐ2つの対策
- スペース貸し出し側(ホスト)の名前や住所をモノオク運営側に登録する
- ホストによる窃盗が発覚したらモノオクを強制退会させられる
普通に犯罪だし身元がバレてるので、事件化したら警察のお世話になるのは目に見えているワケです。
事件後は、近隣住民に泥棒のレッテルを貼られて過ごすリスク(ペナルティ)を考えたら「盗もう」なんて考えになりにくいですよね。
なお、「外部から第三者の侵入による窃盗事例」「紛失や破損」についての言及も一切ありませんでした。
デメリット2:荷物の取り出しに連絡が必要
荷物を取り出すときは、保管場所を開錠してもらわなければならないので、ホスト(スペースを貸す人)に連絡して、お互いの時間を合わせなければいけません。
つまり、ホスト(スペースの所有者)が起きている時間に限られるため、トランクルームのように、24時間いつでも好きなときに取り出せる自由度はありません。
一方で、荷物の取り出しはお互いの取り決めとなるため、スペースの持ち主と話が付いていれば、毎日でも荷物を取り出すことができます。
荷物の取り出しを便利にする方法
- 自分の生活リズムと似ている人のスペースを借りる
- 置き鍵しているホストを探す
置き鍵しているホストもいる
デメリット3:料金のほかに手数料が10%かかる
2020年4月6日から、ホスト(保管スペースを貸してくれる人)に支払う料金の10%を、モノオク運営に支払う手数料として請求されるようになりました。
第11条 ゲスト手数料の支払
1.ゲストは、ゲストがホストとの間でスペース利用契約を締結した場合には、本サービスの利用の対価として、当該スペース利用契約のスペース利用料の(消費税を含まない)の10%に相当する金額及びそれに係る消費税相当額(以下「ゲスト手数料」といいます。なお、1円未満の端数が生じた場合には切り上げます。)を、当社に対して支払うものとします。
出展元URL:https://monooq.com/terms
なお、保管スペースには、1畳分あたりの最低料金が定められています。
1畳分のスペースの月額料金には最低金額があります。
最低金額未満の料金は設定できません。
東京都内:6,000円、東京都以外:3,000円
引用URL:https://help.monooq.com/ja/articles/2929168-スペース情報の登録
よって、東京都内で1畳レンタルすると月額6,600円が必要ですが、トランクルームを借りるよりも安く荷物を保管できます。
ゲスト(荷物を預ける人)のメリット
モノオクでゲスト(荷物を預ける人)には、次の4つのメリットがあります。
ゲスト(荷物を預ける人)のメリット
モノオクは、自宅を整理したり、引越し・海外赴任・リフォームによる家財道具の一時保管にも使われています。
メリット1:トランクルームより安く荷物を保管できる
モノオクの料金は、全国的にみるとトランクルームと大きな差はないけれども、都内に限定すると25%~40%ほど割安。
保管先 | モノオク | トランクルーム |
月額料金相場(全国) | 5,000円~7,000円 | 5,000円~7,000円 |
月額料金相場(都内) | 6,000円 | 8,000円~10,000円 |
初期費用 | なし | 月額料金の3ヶ月分 |
モノオク公式が公表している料金相場は、1畳あたり5,000円~7,000円です。
対して、格安屋内トランクルームの料金相場は1畳あたり5,000円~7,000円なので、月額料金を比較してもモノオクは安いといえません。
しかし、都内限定で1畳の相場を比較してみると、モノオクが6,000円に対して屋内トランクルームは8,000円~10,000円ほどなので、モノオクはトランクルームより安いです。
さらに、モノオクは初期費用が無料なので、トランクルームよりさらに安く利用できます。
メリット2:短期間(数日)だけの利用ができる(注意あり!)
モノオクは、1か月未満の保管も可能。たった1日だけ、1週間のみの超短期間の利用もできます。
モノオクと比較されがちなトランクルームは、利用期間がどんなに短くても、最低2ヶ月分の費用を請求されるので、モノオクは引越しや旅行先での一時預かりにも使えます♪
しかし、モノオク公式は「1か月未満の利用はできません」としています。
1か月未満の利用が不可な理由
※システム上「月額料金」と表示されますが、お互いに同意した期間の料金です。↓追記をご覧ください↓
【追記】2021年の上半期に、1ヶ月あたりの最低金額が設定されました。1日だけの利用でも、1ヶ月分満額請求されるようになりました。それでも、トランクルームより安いです。
参考1日・1週間・1か月未満の短期間利用はできるけど満額請求される
メリット3:条件を話し合いで決められる
モノオクでは、保管条件はすべて当事者同士の話合いで決まります。
当事者間で取り決める内容の例
- 日数の取り決め
- 期間の延長
- 料金交渉
- 搬入搬出のサポート
- 荷物量と占有スペースの広さ
モノオクは、スペースを貸したい人と借りたい人をマッチングさせるものですから、保管条件については、モノオク運営側はノータッチ。
すべて、あなたとスペースを貸し出す人が交渉するため、「保管期間が数日だけ伸びた!」という急なアクシデントにも対応できるし、「半年使うので月500円安くしていただけますか?」とお願いすることもできます。
荷物を引き取るとき手土産を持っていけば、「次はもっと安くするよ♪」なんてことになるかもしれませんね。
メリット4:都市部は拠点数が多いから保管先を見つけやすい
モノオクの拠点数(登録スペース数)は、2020年5月時点で全国5,000箇所もあります。
拠点登録がどんどん増えている都市部は、自宅近くの収納スペースが見つかりやすくなっていますよ。
逆に、登録者数が少ないから見つけにくいという意見もあります。その証拠に、トランクルームの全国11,500箇所(2018年12月末時点)と比べると、半分しかありません。
登録スペース数は増加中
ホスト(保管場所の所有者)のデメリット
モノオクで、スペースを貸し出す側(ホスト)のデメリットは、次の3つです。
- 荷物の紛失や破損が怖い!
- 荷物をやり取りする時間は自宅を離れられない
- 荷物の中身を確認できない
デメリットと、解消する方法をお伝えします。
デメリット1:荷物の紛失や破損が怖い!
荷物に最大10万円の補償が自動でかかるので、万が一でも安心です。
他人の荷物を預かるということは、荷物の管理に責任を持つということです。「捨てた」は論外ですけど、「無くした・壊した・傷つけた」ということも考えられますし、火事や泥棒の被害に遭うかもしれません。
モノオクでは、保管した荷物をモノオク側に明確にしておくことで荷物1つにつき最大10万円の補償が掛かるため、万が一のときでも安心です。
利用者さんのために、保管スペースをキレイにしておこうと掃除の際に誤って壊してしまったら、心から謝りつつ、モノオクに補償サービスの利用を伝えてくださいね!
デメリット2:荷物をやり取りする時間は自宅を離れられない
荷物を引き取る・預かる約束の時間は自宅(保管スペース)待機が原則です。
荷渡しのときは、自宅を留守にできないことがデメリットです。自宅を留守にしたことで、「荷物の受け渡しができない!」とクレームが入り、トラブルの原因になるかも。
自宅待機を減らす方法
急な予定や約束時間に来てくれないトラブルへの対処法
お互いに前もって日時をすり合わせしていたにもかかわらず、
- (自分に)急用が入ってしまった
- (相手が)約束の時間に遅れて来る
ということもあるでしょう。
時間を厳守してもらうためには、「時間を過ぎたらいなくなるよ」と一言添えてチャットを送信すると、待ちぼうけを食らうこともなくなります。
急用が入ってしまったら、鍵付きのスペースに移して置き鍵するか、謝って別の日に来てもらうしかありません。
ただし、荷物を登録していないスペースに運ぶことは禁止されていますし補償の対象外となるので、自己責任でお願いします。
置き鍵は便利!
取り出し頻度の少ないアイテム限定で保管を受け付ける
長期保管するであろう季節物だけを預かると、取り出しや預け入れのやり取りが少なくなって楽です♪
取り出し頻度の少ないアイテムに限って保管を受け付けると、やりとりの手間もグンと減りますよ!
おすすめアイテム
- スーツケース
- スキー、スノーボード
- アウトドア用品/キャンプグッズ
- (ゴルフバッグ)
さらに、取り出し頻度の少ない季節用品のみ預かると、次の2つのメリットがあるんです。
- 次の季節まで保管し続けるため、長期間使ってもらえて安定収入になる
- 荷物の受け渡しが少ないからスタンバイする時間が減る
さらに、単一ジャンルの荷物だけ(例えばスノーボードのみ)を受け付けるようにすると、管理も楽だし、季節限定で働けばいいので心に余裕が生まれます♪
受け渡し方法を無視されることも
荷物の受け渡しは、宅配業者を利用すると約束しているのに、直接自宅に来られることも!
ホスト(置き場所を貸す人)が女性なら、自宅を突き止められて怖い思いをするかもしれません。
一人暮らし女性なら、女性限定でスペースを貸し出すことをおすすめします。
デメリット3:荷物の中身を勝手に確認できない
箱を開けて、荷物を勝手に確認するのはご法度です。荷物の引き渡しのとき、一緒に確認するようにしましょう。
モノオクの規定で保管できない物を、箱に入れる人がいるかもしれません。
メモ
臭いの強い物・ペット類・生鮮食品などは保管できません。
あとでトラブルにならないように、利用の決まりとして「両者立ち合いので荷物を確認」と書いておけば、安心です。
ホスト(保管場所を提供する人)のメリット
モノオクのホストには、次の3つのメリットがあります。
モノオクのホストのメリット
- 自宅の空きスペースを有効活用できる
- 空き家を使って収入を得られる
- 副業。荷物を預かるだけで月数千円の収入になる
ポイントは、人が住んでる・住んでいないに関係なく、保管場所として貸し出せるということ!
屋外でもOKなので、「屋根はあるけど壁はない」という場所でも、登録できます。
貸し出されるスペースの実例
- 自宅の空き部屋
- 押し入れ・クローゼット
- ベランダ
- ガレージ
- ロッカー
- 庭の小屋・物置
もし、自宅にある3畳の空きスペースを1人に1畳ずつ月5,000円で貸し出すと、月1万円の副収入になりますっ!
売り上げ15,000円 - 手数料4,500円 = 手取り10,500円
親から受け継いで誰も住んでいない家や、保有するアパートの空室を貸し出すのもアリですね♪
なお、使っている部屋でもOK!
空きスペースというより、他の人の荷物を置いても良いスペースを貸し出すという感じですね。
使っているスペースへの保管例
- ハンガーラックにかけた衣類の下
- 使っていないテーブルの上下
- 小屋や納戸でもOK
自宅のデッドスペースを収入源に変えることができますよ。
ということで、モノオクのホスト(スペースを貸し出す人)は、
- 自宅にスペースが余っている
- 空き家を持っている
- 副業をしたい。収入が欲しい
人にピッタリです。
モノオクで稼げるって本当?毎月の収入を公開
モノオクでの売り上げは、毎月1~3万円で、中には10万円以上を稼ぐ人もいます。この根拠は、次の2つ。
物置きシェアサービス「モノオク」を運営するモノオク株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役:阿部祐一)は東京都スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)にて空き家空き物件を弊社サービス上で運用する実証実験(※)を実施いたしました。本実験において開始2週間で貸出しスペースの稼働率が100%を超え毎月約10万円以上の売上実現することができ、短期間で安定的な空きスペースの利活用が可能であることがわかりました。
出展元URL:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000063.000024093&g=prt
モノオクの料金相場は、1畳あたり5,000円~7,000円です。
モノオクで稼ぎやすい地域(エリア)
- 人口が多い
- 家やアパートが狭い
この2つを満たす地域でスペースを貸し出すと稼ぎやすいハズ。
逆に、田舎は稼ぎにくいことが明白ですよね。地方の家は大きいので自宅内に荷物を置くスペースを確保できるし、そもそも人口が少ない・・・。
とはいえ、人口3万人台の市であってもトランクルームを貸し出しているのが現状ですから、田舎といえども少なからずニーズはあると考えていいでしょう。
手数料として30%引かれた金額が入金される
モノオクに支払う仲介手数料は、決済金額の30%です。お相手に提示した料金の全額が、あなたの手元にくるワケではないのでご注意を。
月5,000円の場合
モノオクの田舎(地方)の実情
モノオクは、田舎(地方)に行くほど、「借りてもらいにくい」「保管先が見つからない」というのが実情です。
なぜならば、
- 登録スペースが少なくて、預け先が見つけにくい
- 土地が余りがちなので、荷物の保管場所を探している人が少ない
ことがあげられます。
そのため、今はモノオクを副業にして稼ぎたいと思っても収入を得にくいのが本当のところ。
つまり、地方ではホスト(預かる人)・ゲスト(預ける人)ともにメリットが薄いといっていいでしょう。
登録スペースが少なくて預け先が見つけにくい
モノオクの拠点(登録スペース)数は、5,000箇所以上ありますが、東北地方や四国地方の登録スぺース数を見てみると、1県あたりのスペースは5件未満ということがザラ。
これでは、自宅近くで保管場所を探すことは、ほぼ不可能。トランクルームの方が身近なのが、実情です。
モノオクの副業は稼げない?ニーズが増えるこれからに期待
地方住まいの人が、モノオクで副収入を得ようと思っても、思ったほど稼ぐことは難しいです。
そもそも、地方に行けばいくほど、
- 庭が広い
- 家に部屋が残ってることが多い
ため、レンタルスペースへのニーズが少ないです。とはいえ、
- コンパクトな家作りが流行っている(荷物は外に保管する前提)
- 敷地に収納を置く余裕のない物件が増えている
ため、モノオクやトランクルームといった、荷物の置き場所レンタルへのニーズは増えつつあります。
ニーズの増加を裏付けるかのように、モノオクの公式サイトを定期的にチェックしていると、地方でも登録スペースがじわじわ増えています。
今はまだ、地方の登録スペースが少ないので、近隣エリアのニーズを独占できる可能性はあります。
なお、大都市圏はモノオクで人気のあるエリアなので、安定収入になりやすいといえますよ♪
モノオクの登録方法
モノオクの登録は、メールアドレスもしくはFacebook連携で行います。
ユーザー登録を終えたら、ホストとやり取りしてスペースを借りることが可能になります。
場所を貸すホストとして利用するなら、スペースの登録方法のとおり手続きを踏めばOK。
モノオクでは、紙や郵送での手続きは一切なく、すべてウェブで完了します。
知って役立つモノオクの豆知識
ここでは、
について紹介します。
人気エリア
モノオクでは、大都市だけれども東京ほどトランクルームが充実していないエリアで需要が高くなっています。
ニーズが多いエリアは、札幌・大阪・京都・名古屋・福岡・千葉です。
保管できない荷物
モノオクでは、保管できない荷物が決められています。
保管禁止アイテム
▼危険物・劇毒物
劇薬、毒物、農薬、化学薬品、花火、放射性物質、ハサミ、工具、ナイフなど凶器と判断されるもの
▼可燃物・特殊可燃物
塗料、マッチ、ライター、ゴム、燃料類など
▼特殊品
磁気テープ類などの磁気の影響を受ける物、精密機器など
▼生き物
植木類、苗および生花、種子、ペット類など
▼美術品・高価品
書画、骨董品、宝石類、毛皮品など
▼生鮮食品
魚介類、野菜、果実など
▼異臭のする物
臭いの強い物など
▼慶事・祭事・仏事関連品
仏壇、祭壇、神棚など
▼その他
その他の個人の貴重品、高価な荷物、現金・有価証券の類、ゴミ、産業廃棄物およびこれらに類する物、常温では管理できない物、法令に定められている取り扱いできない物
ぶっちゃけ、モノオクに細やかな品目を報告する義務はありませんから、ユーザー間の合意のもとで上記アイテムを保管しているケースもあると推測できます。
しかし、保管できない荷物は補償の対象とならないので、保管はお互いに遠慮しておくべきでしょう。
荷物の運搬や受け渡し方法は自由
モノオクでは、荷物を運んだり受け渡す方法を定めていません。
禁止事項の1つに「ホスト/ゲストの双方で同意が取れていない手段で荷物を配送する行為」があることから分かるように、「荷物の搬送や受け渡しはお互いに決めてくださいね」としています。
つまり、お互いに合意しているなら
- 自家用車で運ぼうが
- 配送業者を使おうが
- 宅急便で送ろうが
- 駅で待ち合わせて受け渡そうが
自由なんです。
荷物の種類や量によって、最適な方法で運んだり受け渡しができるようになっています。
1日・1週間・1か月未満の短期間利用はできるけど満額請求される
モノオクでは、1ヶ月未満の利用はできません。正確には、1か月未満の利用はできますが、1ヶ月分の料金を請求されます。そのため、「1日だから200円だけでいいですよ」といった使い方ができません。
最低金額未満の料金は入力できません
東京都は6,000円、東京都以外は3,000円が最低金額となっております。
出展元URL:https://help.monooq.com/ja/articles/3694521-%E8%A6%8B%E7%A9%8D%E3%82%82%E3%82%8A%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90
2021年より前は、1日単位での貸し出しができました。当事者間で、1週間1,500円で折り合いがついているなら、1,500円と入力することができたんです。システム上は1ヶ月分の料金が表示されるけど、見積もり入力した金額で決済されていました。
以前の日割り利用は、システムの穴を突いた使い方だったということでしょうね。現在のモノオクは、残念ながら、1か月単位での利用しかできません。
けれども、トランクルームよりは安上がりです(トランクルームは2ヶ月分の料金+初期費用がかかるため)。
アプリはない!利用はブラウザからのログインのみ
モノオクには、スマホアプリはなく、ブラウザからのログインでのみ利用が可能です。
モノオクのログイン画面
App Store や Google Playでモノオク(monooq)と検索しても、一致するアプリは1つたりともありません。
公式は、アプリの開発に言及していません。
利用者数が20,000人を超え、アプリへのニーズが高まっているのも確かですので、いち早いアプリの開発を望みます。
まとめ
モノオクは、2016年にスタートしたサービスです。しかし、いまだにサービスが浸透していません。とはいえ、口コミの量から、利用者が増えているのは実感できました(2020年6月と2021年11月の2回調査)。
モノオクは、利用者双方にとって、お金の面でメリットがあります。借りる側は、トランクルームよりも安く借りられます。預かる側は、使わないスペースで副収入を得られます。
コンパクトなアパートや貸家に住んで住居費を安くしたい人と、家族構成が変わって部屋が余った人をつなぎ、節約&増収になる便利なサービスです。