宅配型トランクルームのメリットとデメリットを分かりやすくまとめました。
宅配型トランクルームを利用する人の目的は、自宅の収納力不足をおぎなうだけではなく、家賃の節約や引越し荷物の一時保管などさまざま。
宅配型トランクルームで荷物をスッキリ整理して、広々した自宅にするために、このページをお役立てください。
宅配型トランクルームのメリット
宅配型トランクルームのメリットは、この4つです。それでは、ひとつずつみてきましょう。
荷物の出し入れや料金の支払いが自宅で完結する
自宅と倉庫(トランクルーム)の荷物の移動は、配送業者が行うので、自宅にいながら荷物の出し入れができます。また、利用料金の支払いにクレジットカードが選べるので、すべてが自宅で完結します。
利用料金がお手頃
宅配型トランクルームの料金はダンボール1箱ごとに課金されます。料金は月額300円ほどなので、荷物の量が少ない場合は一般的なトランクルームより低価格です。さらに、一般のトランクルームのように高額な初期費用もありません。
荷物を確認できる
保管中の荷物をウェブから確認できます。何を保管していたか忘れることがなく、管理もしやすいです。コレクションをウェブで眺めることもできますよ♪
急な引越しにも対応できる
急に引越しで、「(退去日は決まっているけど)引越し先がまだ決まっていない」ときでも、荷物の一時保管ができます。また、急すぎて引越し業者が見つからない場合には、引越し業者の代わりとして荷物の搬送と保管をしてもらえます。
宅配型トランクルームのデメリット
宅配型トランクルームのデメリットは、この5つです。それでは、ひとつずつみてきましょう。
取り出し配送に2日ほどかかる
取り出し依頼をしてから荷物が自宅に到着するまでの日数は、最短で翌日ですが、2~3日かかることがよくあります。繁忙期は、さらに1日多くかかることも。
繁忙期は、3月(引越しシーズン)、4月(冬物衣料の保管が集中)、11月~12月(衣替えや大掃除)です。
荷物の出し入れを自分でできない
宅配型トランクルームの倉庫へ直接行って、荷物を出し入れすることはできません。その理由は、次の2つです。
セキュリティの関係で倉庫の位置を公表していない
倉庫に入退場できる人が限られているため、一般の方が不定期に来られると困る
デリバリートランクとklassy/クラッシーは自分で荷物の出し入れできます。
荷物の取り出しに配送料がかかる
保管した荷物の取り出しに配送料がかかります。配送料は荷物(パッケージ)の大きさで異なりますが、ダンボール一箱あたり1,100円~1,320円が相場です。
大型荷物は保管・配送どちらも料金が高い
大型荷物は、サイズが大きくなるほど保管料金と配送料金が高くなります。料金は、荷物1点ごとに発生します。
料金の目安
大型荷物 | 保管料金(月額) | 配送料金 |
ベッド | 6,000円 | 20,000円 |
洗濯機 | 3,000円~4,000円 | 10,000円~15,000円 |
冷蔵庫 | 4,000円~9,000円 | 15,000円~28,000円 |
配送料金を宅トラとヤマトホームコンビニエンスで比較したところ、宅トラ(宅配型トランクルーム)の方が20~25%高かったです。
重さやサイズに制限がある
保管できる荷物の重さやサイズに制限があります。ダンボール1箱ごともしくは大型荷物1点ごとに制限が設定されています。
制限の目安
荷物 | 大きさ制限 | 重量制限 |
ダンボール | 長さ70cm弱 | 20kg~25kg/箱 |
大型荷物 | 3辺合計450cm | 100kg/点 |
宅配型トランクルームのメリットとデメリットのまとめ
宅配型トランクルームは、自宅にいながら荷物の出し入れが完結するお手軽さが魅力です。荷物の重さや大きさに制限があるけれども、自宅にある雑貨・家具・家電のほとんどを収納できます。
利用イメージとしては、自宅の外に収納スペースを持つ感覚。季節外の服の出し入れや、読まない(けど取っておきたい)本の保管にも。自宅に収納スペースが少ない人ほど、メリットを感じやすくなりますよ。
うさおじらしい収納力のない自宅なので遂に宅配型トランクルームをポチってしまった
— まっしゅ (@mnbx_) May 5, 2021
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